楽天ブラックカードは、楽天カードの上位ランクにあたるクレジットカードです。一般の楽天カードとは異なり、誰でも自由に申し込めるカードではなく、楽天カードから案内を受けた人が申し込む仕組みとされています。
年会費や特典の内容が楽天カードより上がるため、楽天市場や楽天グループのサービスをよく利用する人、空港ラウンジなどの付帯サービスを使う人に向いています。一方、楽天の利用が少ない人は、年会費に見合うメリットを得られるか確認が必要です。
楽天ブラックカードの特徴
楽天ブラックカードは、楽天カードの中でも上位に位置するカードです。カードの色が黒いだけではなく、通常の楽天カードよりも利用可能枠や付帯サービスなどが充実しています。
ただし、楽天ブラックカードの案内を受けたからといって、必ず発行されるとは限りません。申し込み後にカード会社の審査があります。
楽天ブラックカードは誰でも申し込める?
原則として、招待制のカードです。楽天カードを利用している人の中から、楽天カード側の基準によって案内が送られるとされています。
利用額や利用期間など、案内の具体的な条件は公開されていません。そのため、「楽天カードを何円使えば招待される」「何年使えば必ず案内が来る」といった基準は断定できません。
楽天カードを長く使っている場合でも、案内が届くとは限りません。また、案内が届いた後に申し込まない場合、一定期間を過ぎると申し込みできなくなることがあります。案内が届いた場合は、メールや楽天カードの会員ページで申込期限を確認してください。
楽天ブラックカードの年会費
楽天ブラックカードには年会費がかかります。年会費の金額や家族カードの手数料などは変更される可能性があるため、申し込む前に案内画面や楽天カードの公式案内で確認してください。
年会費を判断するときは、カードの特典を使う予定があるかで考えることが重要です。たとえば、楽天市場での年間利用額が大きい人でも、通常の楽天カードとの差額以上にポイントや付帯サービスを使えるとは限りません。
年会費に見合うかを判断する計算例
仮に、楽天ブラックカードの年会費が通常カードより年間3万円高い場合、カードの特典で年間3万円を超える価値を受け取れるかを考えます。
- ポイント特典で得られる増加分
- 空港ラウンジなどを利用した場合の価値
- 旅行保険や補償を利用する可能性
- 家族カードを含めた利用メリット
これらを合計しても年会費との差額を超えないなら、楽天ブラックカードへの変更が得とは限りません。特典を使わない場合は、年会費無料または年会費の低いカードのほうが合う可能性があります。
楽天ブラックカードで確認したい主な特典
楽天ブラックカードには、一般カードより上位のサービスが用意されています。ただし、利用回数や対象店舗、事前登録の有無などの条件があるため、特典名だけで判断しないことが大切です。
| 確認する項目 | 確認が必要な内容 |
|---|---|
| ポイント還元 | 対象サービス、還元率、上限、付与時期 |
| 空港ラウンジ | 対象空港、利用回数、同伴者の扱い |
| 旅行保険 | 補償額、対象となる旅行、利用付帯か自動付帯か |
| 利用可能枠 | カードの利用状況や審査によって決まる枠 |
| 家族カード | 発行条件、年会費、利用できる特典 |
| 優待サービス | 対象店舗、予約方法、利用期限 |
特に旅行保険は、「カードを持っているだけで補償される」のか、「旅行代金をカードで支払う必要がある」のかで条件が変わります。保険を目的に申し込む場合は、補償の対象と適用条件を確認してください。
楽天カードとの違い
楽天ブラックカードと通常の楽天カードの大きな違いは、年会費、申し込み方法、付帯サービス、利用可能枠です。
| 比較項目 | 楽天ブラックカード | 通常の楽天カード |
|---|---|---|
| 申し込み方法 | 案内を受けた人が申し込む形式 | 一般に申し込み可能 |
| 年会費 | 有料 | カードの種類によって異なる |
| 付帯サービス | 上位カード向けの特典あり | 基本的なカード特典が中心 |
| 利用可能枠 | 審査や利用状況により決まる | 審査や利用状況により決まる |
| 向いている人 | 楽天や旅行関連の特典を活用できる人 | 年会費を抑えて楽天カードを使いたい人 |
楽天ブラックカードだからといって、すべての楽天サービスでポイント還元率が大幅に上がるとは限りません。通常の楽天カードで受けられる特典との差を、利用するサービスごとに確認する必要があります。
楽天ブラックカードが向いている人
楽天ブラックカードは、次のような人に向いています。
- 楽天市場や楽天モバイルなど、楽天グループのサービスを継続的に利用している
- カードの年会費を払っても、ポイントや優待を使い切れる
- 空港ラウンジや旅行保険などの付帯サービスを利用する機会がある
- 1枚のカードに利用をまとめたい
- 案内された特典と利用条件を確認し、自分で価値を計算できる
反対に、楽天市場をほとんど使わない人、旅行や空港ラウンジを利用しない人、年会費をかけたくない人には、楽天ブラックカードが最適とは限りません。
招待が届いたときに確認すること
楽天ブラックカードの案内が届いたら、申し込む前に年会費だけでなく、特典の適用条件と申込期限を確認します。
- 案内が楽天カードから届いたものか、楽天カードの会員ページで確認する
- 年会費、家族カードの費用、付帯サービスの内容を確認する
- ポイント還元率や利用上限、対象サービスを確認する
- 旅行保険やラウンジ特典の適用条件を確認する
- 自分が1年間に使う特典の価値を計算する
- 納得できた場合だけ、案内に記載された方法で申し込む
メールに記載されたリンクから申し込む場合は、リンク先のURLやログイン画面も確認してください。カード番号や暗証番号などを不審なページに入力しないことが大切です。
楽天ブラックカードは申し込むべき?
申し込むべきかどうかは、招待されたかではなく、年会費を上回る特典を実際に使えるかで判断します。
楽天サービスの利用額が大きく、旅行関連の特典も使う人なら、通常の楽天カードとの差を活用できる可能性があります。一方、招待されたこと自体に価値があるわけではなく、特典を使わなければ年会費だけが負担になることがあります。
なお、案内条件、年会費、ポイント還元、ラウンジや保険の利用条件は変更される可能性があります。申し込みを決める前に、案内に表示された最新の条件を確認してください。
楽天ブラックカードとは、招待制で申し込む楽天カードの上位カードです。通常の楽天カードよりも年会費やサービス内容が異なるため、楽天の利用額と特典の利用予定を基準に判断しましょう。







